★雅順の由来★


『雅順-GaJyun-ってどういう意味ですか?』

お客様からよく聞かれる質問です。
わたし自身も初めて雅順に来たときに尋ねた覚えがあります。
日本語だけど日本語じゃないですし・・・
どんな意味なのでしょう?
今回はゲストハウス雅順の名の由来についてお話ししたいと思います。

“雅順”という名前はオーナー(小寺一郎 氏)が名付けました。
“雅”はお母様の名前から、“順”はお父様の名前から一文字ずついただいたものです。
ご両親は今は他界しており、元々亡くなったお母様の名前を使いたいという思いと、響きの良さから“雅順-GaJyun-”と名付けたそうです。

そして。
雅順本館には5つの客室があります。

雅-Miyabi-
順-Jyun-
翔-Show-
智-Tomo-
杏-Anne-

翔と智はオーナーの二人のお嬢さんの名前から。
杏はこの春の改装により増えた客室で、なんとお孫さんの名前から。
昨年末のお孫さんの誕生に合わせて作った部屋・・・ということにしておきます。(ごめんなさい、半分ウソ・・・たまたま改装と誕生が重なっただけです)

一郎氏いつの間にかおじいちゃんになっております!
本人に『おじいちゃん!』と呼びかけると『おにいちゃんと呼んで~』と笑いながら怒られます。気持ちはいつまでも中二男子ですし、あながちおにいちゃんで間違ってないのかも・・・
と、余談でした。

とても家族思いな優しいオーナーですね。
雅順の温かい雰囲気は、この名前に込められたオーナーの思いから溢れているのだとわたしは思っています。

ちょっと待って・・・!!!
オーナー・一郎氏の名前がない・・・
オーナー自身も、ゲストハウスオープン後にその失念に気づきガッカリしたと言っていました笑

ただ、我々には普段お客様には提供していない特別な一室があるのです。
それは、雅順本館のリビングルームの一角にある床の間。
そう、ただの床の間。通常であれば掛け軸とか壺とか飾ったりする床の間。
だけど、雅順の床の間は汎用性に優れたスペシャルな床の間なのです。

京都市内にあるたくさんの宿が全て満室になると言われるトップシーズンには宿難民を受け入れる客室と化し、ある時はオーナーの荷物や書類が散乱した社長室、またある時はオーナーがパソコンを枕に、客室から引き上げてきたカーペットを掛布団に眠る寝室と化します(正直、人が寝ているとは思えない異様な光景です)。
我々スタッフの間では、この床の間を一時は社長室と呼んでいましたが、最近は“一の間-Ichinoma-”と呼ぶことにしています。
ようやく一郎氏の名が由来の部屋も加わりました。

『雅順は家にいるみたいで落ち着く。』

日本人だけでなく、海外からのお客様を含め、そう言ってくださる方がたくさんいらっしゃいます。
嬉しい限りです。
温かい名前の下、温かいオーナーと、温かいおもてなしを常日頃心掛けている我々スタッフと一緒に、家族といるような気分で雅順stayを楽しんでいただけたら幸いです。

ちなみに、日中は例の“一の間”でひっくり返って寝ているオーナーを見かけることがあるかもしれませんが、悪しからず。

(有希子)